今朝はこれといった予定もないので8時半に起床。
ホテルで朝食を済ませホテルの裏にあるショッピングセンターへ買い物に行ってきました。食品から雑貨、衣類、電化製品などなんでもありのショッピングセンターで日本のドンキに雰囲気は似ていました。
すべての商品の価格も現地価格なので、ここで簡単なお土産を買いました。今日の夜にはシンガポールを出国するのであまり欲張らず一箇所を時間をかけて満喫することにしました。

言わずと知れたラッフルズホテル。村上龍さんの小説で日本では一躍有名になったホテルですが、その歴史は100年。日本がシンガポールを占領し昭南島と呼んでいたころ、昭南旅館と命名したとか・・
旧日本軍も余計なことしますね。それにしてもこれぞコロニアルという素晴らしい外観です。

ホテルのロビーです。シンメトリーで息を飲むほどの美しさ。
日本でもこのような建築様式を真似した結婚式場などありますが、質感はまったくの別物です。

ロビーの右側にひっそりたたずむライターズバー。わずか4席のミニバーです。世界的に有名な文豪たちもこのホテルを愛していたとか。
それに因んでかライターズバーとはいいですね。

本日のランチはここバー&ビリヤードルームでブュッフェです。
このビリヤード台は日本で言えば今も古い旅館にある卓球台ということでしょうか?重厚な雰囲気、そしてデザインの美しさ感激しました。

ビリヤードルームの横にあるバーです。ここで毎日ランチとハイティがあるのです。ランチのときはシェフがその場でサーブしてくれます。

バーカウンターに料理が並べられています。このバーカウンターの材質は何かわかりませんが・・・たぶんチェリーかな?
それにしても色といい、艶といい、すべてが完璧ですね。

ブュッフェなので食べなきゃ損ということで、とりあえず前菜にオマールやスモークサーモンなどseafoodをゲットしました。

次に生牡蠣を頂きました。当然おかわりして、20個くらいは頂きました。

今日のメインはラムのローストでした。シェフが目の前でスライスしてくれます。これも4回くらいおかわりしたかな?このグレービーソースが旨!

デザートだけで100種類くらいはあったかな?その中でもおいしそうなものをピックアップして並べてみました。当然これも再度のおかわりを頂ました。これほどのデザートが食べ放題だと、かなり幸せな気分になれますね。

食事が終わって、そのあとゆっくりとホテルの中を散策しました。
到るとこでコロニアルな雰囲気を感じ、ここは異国なのだと実感。

どこから見てもすべてが完璧で美しいです。日本にも文明開化があったのですが、当時のホテルがそのまま使われるとこはありません。
日本にも西洋文化の建物はたくさんありますが、文化財になって保存されているだけではつまらないですね。

時間もあまりなかったので、ラッフルズを後にして、若干の時間を使いタクシーでシンガポールのリゾート地であるセントーサ島へ行きました。島の入り口では三年後オープン予定のカジノ併設の大型ホテルの建設中でした。またマリーナエリアでもカジノの建設と大観覧車の建設、市内でもショッピングモールやホテルの建設ラッシュです。
観光が主な産業でもあるシンガポール、常に人を惹きつけるアトラクションを建設し続けるのを目にして国全体がディズニーランドのように思えました。5時にホテルに帰り、バスで再び免税店へ・・・
激安ツアーなのでお決まりのコースです。ただ入店したらそこで解散です。とりあえず8時半の集合なので、そこからタクシーでチキンライスの名店である文東記へ。さすがにランチであれほど食べたので空腹感もなく、これがチキンライスかーという印象でした。空腹時に食べたら違った印象だったかもしれません。最後にチキンライスも食べれて、今回の旅行で思い残すこともなくチャンギ空港へ向うのでありました。