
当研究会のT氏のハウスの近くの田んぼの写真だ。田んぼの右端の稲を見ると著しく成長が遅い。
原因は何かというと、となりの田んぼの畦に撒いた除草剤が風に乗って
掛かってしまったのだ。個人的には畦に除草剤を撒くのはNGだと思う。
たしかに夏の暑い時期に畦の草刈をするのはしんどいかもしれないが、除草剤を撒くと雑草の根っこから枯らせてしまうので畦は弱くなり、最悪の場合、畦は崩れてしまう。それだけなら個人の問題なのだが、となりの田んぼの稲までもこのようにしてしまう。
今、環境にやさしい農業が叫ばれる中、また消費者にみなさんに安全で安心して食べて頂く作物なので不要な農薬は避けたいものだ。
畦の草も何回も刈り込めは最初は上に伸びる草が生えていても、刈り込むにしたがって上に伸びる草は絶え、野芝のような草しか生えてこなくなる。そーなれば畦も強くなり、草刈も楽になる。
いつも思うことだが畦の草刈は稲作の基本なのかもしれない。