
最近、ミシュランガイド東京が2008がマスコミで話題になっている。
どのお店が三ツ星を獲得するかが注目されていたが、東京で8店舗、パリに次ぐ多さで美食の国、日本ということだろうか。ミシュランで星を獲得するお店は基本的に高級店で食事すると平均20000円以上かかるとか。
まあ2万円も出せばおいしいはずだろうし、おいしくなかったら悲劇というか怒りになるかも・・。高級なグルメに対しB級グルメと言う言葉があるが、これこそ庶民にとっては日常であり値段も手頃なので親しみを感じる。お酒を飲む人にとってB級グルメの代表といったら焼き鳥屋だろう。焼き鳥というよりもつ焼きと言ったほうがよりB級かもしれない。
そのもつ焼き屋の定番メニューであるもつ煮を自宅で作ってみた。
毎年、この時期になると大鍋でもつ煮を作る。味が染み込み、もつが柔らかくなるまで時間がかかるが、ストーブの上に鍋をかけ、ぐつぐつと煮込む。これぞ日本が誇るB級グルメの王様なのだ。すしや懐石料理だけが日本料理ではないのだ。ミシュランガイドで紹介されたお店はは非日常的で興味があってもなかなか行くことができない。しかし日常に中にもおいしいものはいくらでもある。ミシュランガイドでB級グルメのお店が堂々と三ツ星を獲得する日が来たらおもしろい。食とは非日常ではなく日常そのものなのだから。