
県外の人が長野県に来て驚くことが、本屋が多いということらしい。確かにここ佐久市でも規模のわりに本屋は多い。昔は長野県は教育県として有名だったが、それも一因なのかもしれない。それに冬場はすることがなく、娯楽といったら読書だったのかもしれない。稲作としていると確かに冬場は畦の草刈もなく時間に余裕はある。そんなことで本を読む時間でたっぷりある。ということで本屋に、というか中古本を買いにブックオフに行ってみた。なんせ読む量が多いので新品本を買っていたら大変な出費になってしまう。中古本なら程度のいいもので半額ほど、状態が悪いと105円。何もかも値上がりしている時代に中古本というのはありがたい。数年前、ダンブラウンのダヴィンチコードとこの天使の悪魔は読んでいるが、先日訪れたローマが舞台の天使の悪魔をもう一度読んでみたくなった。一度訪ねたことがある場所だと小説の中の描写もよりリアルに感じることができる。ダヴィンチコードは映画化され、この天使の悪魔も映画化されるとか。ダヴィンチコードは映画館で映画を観たが、うーん・・小説のほうがいいかなという印象だった。主人公の演じたのはトム・ハンクスだったが、イメージとしてはハスソン・フォードなのだが・・。そうだ冬場の楽しみに映画鑑賞もある。今やネットで無料で映画も観れる時代だ。地域格差が問題になっているが、ネットの世界には地域格差が存在しない。ネットの普及はこうした田舎暮らしにも劇的な変化をもたらした。そのためか、市内の本屋の数件は廃業した。これも時代の流れなのだろうか。