いつもＬＣＮでお世話になっている小諸在住のＮさんのお宅に新年のご挨拶も兼ねてお伺いした。Ｎさんは50歳になる前に会社を退職し早々とリタイア、そして今は自由人である。日本ではずっと働くのが美徳とされているが、欧米では早くリタイアすることが憧れであることを考えると欧米的なライフスタイルを実践なさってるということかもしれない。今は地域のボランティアに積極的に参加したり、その生き方をみるとホントに豊かだなぁと実感する。Ｎさんの母屋の横にご自身の書斎部屋があるが、これがまさしく男の隠れ家という感じだ。まあ今日もその部屋にお邪魔したので隠れ家ではないが、何台ものパソコン、オーディオ、バイク雑誌などなど男の趣味でいっぱいだ。どうも日本人は老後も働いていないと不安になるらしいが、Ｎさんは毎日好きなものに囲まれ生活を楽しんでいる。メディアでは団塊の世代が定年を迎え年金問題など将来の不安ばかり強調されているが、日本はこんなに平和だ。
四季の移ろいを感じながら、コーヒーを飲み音楽に耳を傾けゆったりとした時間を過ごす。これもロハスなのだ。もっともっとと求めるのも人生だが、今を楽しむのも人生だろう。