
ある雑誌の懸賞で一冊の本が当たり、何気にこの本を読んで面白いことが発見できた。人類が猫を飼いはじめたのは約5000年前のエジプトで始まったらしい。穀物倉庫で繁殖するねずみをたべるために住み着いたのが猫を飼いはじめた起源らしい。「近くにいてもかまわない、でもねずみを退治してね」ということだ。紀元前後になり貿易商が穀物を船で運ぶ際に猫も一緒に船に載せ世界に猫が広まったらしい。そして日本へは大陸からの仏教伝来のとき、仏典をねずみから守るため船に一緒に乗ってきたとか。日本の仏教の歴史と、猫の歴史が同じというのはなんともおもしろい。そういえば子供の頃、家の三毛猫を一年に数回、米蔵に猫を入れねずみ退治していたのを思い出す。日本でも昭和40年代まで農家の猫は立派な働き手であったわけだ。子供の頃から猫が大好きで、今も家に猫がいる。猫が仏典と一緒に日本に渡ってきたと言う話を読み、なるほどーと妙に納得。猫は聖なる動物なのです。