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地産地消
- 2008/02/20(Wed) -
 、シンポジウム20080220

昨日地元で「みんなで考える地産地消シンポジウム」というイベントがあった。出席できなかったがLCNのNさんからパンフレットをもらいその内容を知ることができた。地産地消と言う言葉はメディアでよく目にするので目新しさはないが、「異業種交流による地産地消の展開」という、このイベントの基調講演のタイトルはかなり興味深い。

 地域経営 支店の重要性を認識する
①規模の効率の経済重視(Scale Economy)から領域を広げ、多様性を重視(Scope Economy)する視点への転換。
②行政・JA/農家そして地域企業との共生、何よりも消費者との共生関係をベースにする。
③地域各階層の主体的参加を得て、異業種交流や産業の複合化などを取り組みながら、内 発的・自発的・自主的な地域振興活動を基本とする。

 今回は地産地消というタイトルでのシンポジウムではあるが、上記の三点は地産地消に限らず農業経営にとって不可欠になるだろう。もっと大きな意味では今後日本の農業問題や食料問題にも繋がる。冷凍餃子では食の安全に対する意識が高まり、小麦の高騰では世界的な食糧問題に対する意識が高まっている。今日本の農業は転換期を迎えて農業者にとっては新たなマーケティングを創造するチャンスでもあり、またその社会的意義そして責任は大きい。
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