
月一度の古紙回収の日をうっかり忘れたので、近隣のリサイクルの回収業者さんまで持参した。
リサイクルという言葉が世間一般的になるまえから新聞紙はリサイクルの代表選手だったような気がする。子供の頃はトラックで古紙を回収し、その代わりにちり紙を貰っていたものだ。今年の年賀ハガキの古紙使用率に偽装があり大きな問題になったのは記憶に新しい。リサイクルできるものはできるだけ有効利用するのが望ましいのだが、ある研究によると古紙で紙を作ると、新しいパルプから紙を作るより多くの化石燃料を使うだとか。新しいパルプという資源を使うのを減らすと、化石燃料はより多く消費されるとなると問題は複雑だ。どちらがいいかわからないが、持続可能な社会を目指すなら紙という資源の利用(過剰な包装など)を減らすのが大切だろう。紙に限らず資源を大事にするために大切なのは、一人一人が環境問題に意識を向け、一人一人ができることを実践することだろう。