
朝から日差しも強くなり、なんとなく春モードで気分もいい。今日の午後から特別栽培米の有機肥料となる菜種粕の搬入を開始した。他にも用事があったので軽トラで一往復で20kの菜種粕を30袋を運びこんだ。先日のブログにも書いたが昨年まで20k630円のものが今年はいきなり20kで980円。一割くらいの値上がりなら許容の範囲というか想定内であるが1.5倍となると頭が痛い。だからといってこの菜種粕をやめて他の安い有機肥料にするわけにはいかない。というのもこの菜種粕の肥効は他の有機肥料に比べゆっくりで、田植え後一ヵ月後にようやく効きはじめる。6月の下旬から他の肥料の効力が落ちてきてからがこの菜種粕の出番だ。最近の温暖化で、この時期に稲はバテテしまい場合によってはそれが原因で高温障害になってしまう。昨年もここ佐久市でも高温障害が問題になったが、この特別栽培米に関しては高温障害にはならなかった。そんなこともありこの菜種粕は省略できないのだ。有機肥料といってもいろいろあり、その特性もさまざまだ。米作りで通常は菜種粕を使うことは稀だが特別栽培 五郎兵衛米にはに欠かすことができない。この菜種粕、将棋の駒に例えれば桂馬かな・・。変則的で曲者です。