
今日はいよいよ籾の種まきだ。4/3に水に浸した籾が積算温度で100℃を超え、昨日は水の代わりに30℃のお湯に代え一晩寝かせた。種籾を見ると芽が出る寸前のハト胸状態になっている。先日育苗マットをセットした苗箱に播種機を使って自動的に2Lの水を冠水し、そのあと一箱あたり乾籾にして100gを播種し、その上に薄く土を被せる。これらの一連の作業を機械が自動的に行ってくれ、1時間で約240枚の苗箱を仕上げることができる。一連の作業は機械化されているが、籾や土をホッパーに入れるのは当然だが人力で行う。最低三人いればできる作業であるが、総勢5名で夕方まで1200枚の苗箱に種まきをした。仕上がった苗箱は軽トラに200枚づつ積み込み、明日は苗代に伏せこむ。この週末はかなり不安定な天気だが、明日はなんとか雨にならないでほしい。明日は総勢12名での作業だ。この作業がはじまると本格的に今年の稲作にシーズインしたと実感する。

播種機に入れる前に籾の水分を切り、播種しやすくする。水分が多いと機械ではきれいに蒔けない。