
一年の稲作の中で昔から田植えが一大イベントだ。今年は都内の一流ビジネスパーソンが農業実習ということで来てくれる。これは単なる農業体験と違って一年を通じて稲作を学び自分の米を作るというものだ。それに合わせて弁当箱とお櫃をゲットした。昨年もこの地域の新規就農者の人たちが手伝いに来てくれとても助かったが、今年は更に人が増える。ここ最近田んぼで目にするのは70歳以上のご老人と言われる人ばかりだった。しかし新規就農者そして都会で働く若手ビジネスマンが田植えに参加してくれると田んぼも若い人で賑わう。都会で働くビジネスマンであっても週末は田舎で過ごしたい人が増えている。衰退の一途を辿った農業であるが、若い人が農業に興味を持ち、農業の概念が変わりおもしろい時代になりそうだ。