
佐久市内には戦後の開拓地がいくつかある。その中でも大規模農業が行なわれているのが長者原だ。ときどき手伝いに来てくれるI君はその地で有機農業を営んでいる。長者原には若手の新規就農者が多く、それがコミックのおいしんぼにも紹介されたほどだ。彼の農園を訪ねたら、これから収穫を迎えるインゲンやモロッコが整然を作付けされていた。これから収穫の時期だが、彼のとこには数名の若い助っ人がやってくる。農業の高齢化が問題視されているが、彼のところでは若い人で活気がある。若い人を惹きつける農業とはなんなのだろう・・。すべてが機械化され、化学肥料と農薬を多用する大規模農業ではなさそうだ。きっと自然の中で自然と一体となるライフスタイルに憧れるのだろう。それこそ持続可能なライフスタイルなのかもしれない。