
同じ佐久市でも佐久鯉で有名な桜井地区へ田お越しへ行ってきた。ここは親戚の田んぼで田お越しや稲刈りなどの作業を請け負っている。佐久鯉は田んぼで鯉を飼ったのが発祥で、さすがに鯉の本場だけあり水の豊富なところでもある。そして浅科地区と歴然と違いのは土質だ。粘土が弱く、田んぼが乾きやすい。なので田お越しをしてもトラクタが沈まずにきれいに起せた。トラクタに妙な負荷もかからずに短時間できれいな仕事ができ、ひさびさにいい仕事ができたなぁと思うと同時に浅科地区の粘土の凄さを改めて実感した。しかしその強粘土こそが五郎兵衛米を作る大事な要素でもあるのだ。