
日に日に気温は上昇してきた。それに伴いビニールトンネルの中の温度も上昇し、蒸し風呂状態になってきた。そこで、トンネルに穴を開けて温度の調整する。このやり方はこの地域独特のやり方らしい。農業技術員に言わせるとかなり邪道なやり方らしいが、この地域では王道なのだ。温度の上昇に伴い穴の数を増やしたり、穴を大きくしていく。ただ寒気が戻ったときには閉められないデメリットはあるが、5月の中旬になればそれほど寒さは心配ない。

穴から覗いた苗の様子。長いところは田植えできるくらいの長さになっている。育苗を始めて8年目で初めて「田植えの時に伸びすぎていたら・・・」と心配してみた。昨年までは「田植えまでには伸びるだろうか?」と心配していた。