
数年前よりこの地域の田んぼでは赤米が混じり問題になっている。どうして赤米が混ざったのかわからないが、収穫した玄米に赤米が混ざると異種混合ということで商品価値が下がってしまう。昨年、一枚の田んぼで赤米が目立ち、今年はその田んぼで赤米を駆除を行った。田んぼの穂がほぼ出揃うと遠目で見ても赤米はわかる。それはコシヒカリよりも丈が長く、籾の天辺が赤く雰囲気が違うので見た目もはっきりと違うのだ。30aの田んぼでバケツ2杯の赤米を駆除することができた。米になったら3kくらいはあるだろうか。これが玄米に混入したらかなり目立ってしまう。赤米といっても玄米のときは赤くても精米すると白くなり、食べてもまったく問題ないのだが、放置しておくと赤米は増える一方になってしまう。地味な作業ではあるが、これも大事な管理作業なのだ。