
洋食というと、つまり西洋の料理のことである。イタリアン、フレンチなどなどが西洋の代表的な料理なのだろうが日本でいう洋食は「洋食」というひとつのジャンルのような気がする。そんな洋食の老舗が千葉市にあり、正月はそこで食事をした。たいへん歴史あるお店らしく、お店に入ると執事のような雰囲気の方が席に案内してくれる。店内は昭和48年で時間が止まったいるような雰囲気だ。これは明らかにファミリーレストランではなく、街の洋食屋さんだ。何か特別な日に家族で晴れ着を着て食事をする、そんな雰囲気なのだ。

このお店の看板メニューであるハンバーグ。手作り感があってファミレスとは一線を画す。
今はいろんなお店ができ、日本にいながら世界中の料理が食べれるようになったが、日本の洋食は格別だ。なぜならそれは西洋の料理をそのまま真似をするのではなく、日本人が日本人のために美味しく食べれるように作った日本人のための特別な料理だ。この洋食を西洋人が食べたらどんなリアクションをするのだろう・・。きっと美味しいと言うだろう。海外の文化を消化し、新たな文化を生み出す力が日本の力かもしれない。