
今年も稲刈りまで2週間。田んぼの水を落とし、あとは田んぼが乾くことと稲の実りを待つばかりだ。そんなことで時間に余裕が生まれたので安価で短時間、短期間で行けるソウルへ行ってきた。飛行機に乗れば2時間で行けるので感覚的には国内旅行と変わらない。今回でソウルは二回目なので前回行けなかった街へも行ってみようかと思い、今回は学生街でもある新村へ行ってみた。東京でいう吉祥寺といった感じだろうか。学生も多く飲食店やショップも多く賑わっている。看板の文字がハングルなのでここは韓国だとわかるが、それがなければ雰囲気的には日本と変わらない。当然若い学生さんのファッションも日本の学生と変わらないので違和感はまったくない。20年~30年前は韓国というと日本より経済的に一歩遅れているといったイメージがあったが今や完全に追い抜かれた感がある。1995年においては世界での液晶画面のシェアは日本が100%だったのが今や日本は10%しかなく、半分以上は韓国製になってしまった。前回の冬季オリンピックでも日本は金メダルはひとつもなかったが韓国は8つ(たぶん)も取ったなどなど。それにしてもここ最近の韓国の躍進は目を見張るものがある。韓国コスメにいたっては安いので日本の若い女性に絶大なる人気がある。まだ認知度としては低いが最近は韓国製のタイヤが人気がある。実際に使ってみて思ったが性能的にはまったく問題がなく価格は日本製の四分の一だ。これから益々人気が出そうな予感がする。いろんな意味で韓国が秘めているポテンシャルは高いのは確かだ。2004年に日本では「冬のソナタ」がヒットし、それがきっかけで韓流ブームになったのは記憶に新しい。そして今年で日韓併合100年を迎えた。これを機に隣国である韓国と互いにリスペクトし合い、切磋琢磨しながら両国が発展していくことを望むし、近くて遠い国から近くて本当に近い国になれるようお互いが理解する努力をすることが大事なのだと思う。

韓国というと焼肉というイメージがあり、焼肉というと牛肉だが韓国で焼肉というと豚が一般的だ。豚のほうがはるかに安く、しかも美味しい。ここは学生街ということもあり飲んで食べて腹一杯で一人1500円といったところだ。